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ニュース ホットニュース 2005年


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2005−1−28

富士フイルム
液晶ディスプレイの視野角を拡大する「WVフィルム」の生産能力増強へ
270億円を投資し、3工場を建設

 富士写真フイルムは、液晶TVの視野角を拡大する「WVフィルム」の生産能力増強の為に、合計270億円を投資し、3つの新工場を建設する
 昨今、液晶TVは急速に需要が拡大しており、また、大型化も進んでいる。富士フイルムは、今回、液晶パネルの視野角拡大フィルムとして、デファクトスタンダードの地位を確立している「WVフィルム(※1)」の新工場を小田原工場(神奈川県小田原市)と富士フイルムオプトマテリアルズ(静岡県榛原郡吉田町)内に建設し、「WVフィルム」の生産能力の増強を図る。

(※1)
WVフィルム :
あらゆる方式の液晶パネルの視野角を拡大するフィルム。現在、主流となっている液晶方式
(TN方式)に加え、今後急速に伸びるTV用途向けに新たに採用された液晶方式(VA方式、
OCB方式等)に対応する「WVフィルム」を平成16年より商品化している。

 現在、パソコン用液晶パネルの需要拡大に加え、全世界的にTV用液晶パネルの需要が急拡大している。また、TV用液晶パネルでは、画質や応答速度の面でさらに高い性能が求められるため、新たな液晶方式の導入も進められてきている。
 富士フイルムは、VA方式、OCB方式等の新たな液晶方式それぞれに対応する「WVフィルム」を開発し販売しているが、今夏より稼働する新工場を建設し、急拡大する液晶TV需要に応える。


 < 「WVフィルム」新工場の概要 >

 「WVフィルム」新工場
  
 
第6工場  投資額:70億円
 平成17年8月完成予定 延床面積:8千m2
 神奈川県小田原市 小田原工場内
 
第7工場  投資額:60億円
 平成17年8月完成予定 延床面積:7.5千m2
 静岡県榛原郡吉田町 富士フイルムオプトマテリアルズ(株)内
 
第8工場  投資額:140億円
 平成18年6月完成予定 延床面積:10千m2
 静岡県榛原郡吉田町 富士フイルムオプトマテリアルズ(株)内



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2005−1−27

国IT業界初、日本語版セキュリティ製品の販売とサポートを開始
−大塚商会とトレンドマイクロが中国の日系企業を支援−

 大塚商会と、トレンドマイクロは、中国市場へ進出している日系企業に向けて日本語版のトレンドマイクロ製品を組み込んだソリューションを協業して提供する。

 この中国での事業は、大塚商会の子会社である欧智●(か)貿易(上海)有限公司(本社:上海、董事長兼総経理:鶴見 裕信、以下:オオツカ貿易)が総販売代理店となる。オオツカ貿易では、2005年3月下旬より販売事業を開始し、販売後の現地における日本語版のサポート事業も行う。販売とサポートで年間3億円の売上を目指す。

 近年、製造業やソフトウェア開発企業などを中心に日系企業の中国市場への参入がますます活発化している。日系企業の中国法人や事業所では現地従業員が大半を占めるものの長期的に滞在する日本人も少なくない。中国でビジネスを行う日本人からITセキュリティに関しても製品購入時から導入後までをトータルでサポートしてほしいというニーズが高まっている。

 そこで、大塚商会とトレンドマイクロは中国進出している日系企業のITインフラのセキュリティ向上を目指すため、オオツカ貿易を通じ日本語版のトレンドマイクロ製品の販売を開始する。また同時に現地ディストリビュータを通じての販売、サポート提供も開始する予定。

 中国市場でのビジネス展開において、大塚商会は現地の日系企業に対してCADシステムを始めセキュリティ関連製品の販売とサポート及びネットワークインフラ構築などを行う目的で、2003年4月にオオツカ貿易を上海に設立した。また、トレンドマイクロは1996年に南京研究開発センターを設立後、2001年6月に上海を拠点に北京、広州、南京を統括する子会社を設立し、中国語環境に対応したセキュリティソリューションを提供していく。


<日本語版製品の販売>

 トレンドマイクロは提供中の中国語版に加え、以下の製品の日本語版を現地の中国法人で製造し販売を開始する。また、各製品の価格は日本国内での販売と同等の料金で設定する。
・ ウイルスバスター2005 インターネット セキュリティ
・ ウイルスバスター コーポレートエディション
・ ServerProtect for Windows/Netware

※ 日本語版製品とは、日本語OS上での動作を保証し、ユーザインタフェースに表示される言語や同梱されるマニュアル類が日本語表記されているもの。

<提供開始時期>
 3月下旬

<売上目標>
 3億円

<日本語版製品サポートの提供>
 オオツカ貿易では購入検討時や、販売後のサポートを日本語で対応できるエンジニアを配置し、日系企業のお客様に中国現地での技術サポートを提供する。(電話、電子メール、FAX)また、トレンドマイクロは、製品に関する技術支援・サポートを通して、最適なソリューションの導入および運用を支援する。

<対応エリア>
香港を除く中国全域


【欧智●(か)貿易(上海)有限公司】

 オオツカ貿易は2003年4月に大塚商会の100%出資子会社として設立し、同年10月より営業を開始した。活動拠点を日系企業の進出がめざましい上海とし、CADシステムを始めセキュリティ関連商品の販売及びサポートを中核としたビジネスを展開している。
 大塚商会と密な関係を持って、サポートにあたる体制をとっており、ネットワークインフラ構築やWeb関連ソリューションサービスの提供を通じて、日本国内同様にワンストップでのサポートを提供している。

◎商号:欧智●(か)貿易(上海)有限公司
◎代表者:鶴見 裕信
◎本社所在地:上海市仙霞路317号遠東國際広場B棟2308室
◎創業年月:2003年4月
◎資本金(株主):50万米ドル(大塚商会100%出資)
◎売上高:2億1千万円
◎主な事業内容:中国におけるCADシステムを中核としたシステムの販売と関連サービスの提供及びセキュリティ関連商品の販売、サポート



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2005−1−26

リコー
基幹システム向けプリンターに特化したショールーム
「リコー プリンティング ソリューションスクウェア」をオープン

〜最新機種の展示やシステムの導入前検証、デモ・セミナーの開催に活用〜
写真

 リコー(社長:桜井正光)は、プリンター事業強化の一環として、「基幹システム向けプリンター」に特化したショールーム「リコー プリンティング ソリューションスクウェア」を設立し、1月27日にオープンする。

 「リコー プリンティング ソリューションスクウェア」は、リコーとリコープリンティングシステムズ株式会社が共同で運営する。
 「オープン」をコンセプトとして、最新の機種を展示するだけではなく、ユーザーやシステムベンダーに自由に活用してもらうショールームとして設立したもの。
 具体的な機能は以下のとおり。

  (1)基幹システム向けプリンターの展示
  (2)新製品発表時の展示会やセミナーの開催
  (3)お客様が実際に使用しているデータや用紙による検証の実施
  (4)プリンターとソフトウエア、サーバーなど連携システムの評価の実施
  (5)販売パートナーへの製品教育や技術トレーニングの実施

 リコーグループは、成長戦略の重要な柱としてプリンター事業を位置付けており、その一層の強化・拡大のため、製品ラインアップの拡充やプリンティングソリューションの強化を行っている。
 その一環として、2004年10月1日にはリコープリンティングシステムズ(旧日立プリンティングソリューションズ)をグループ会社に加え、基幹システムに対応した高速・高耐久のプリンターラインアップの強化、販売チャネルの拡大を図っている。また、帳票システムベンダーをはじめとする外部システムベンダーとの連携を強化し、信頼性の高い分散印刷環境の構築を可能にすることで、基幹システム市場でのプリンターの拡販を図っている。



 ●リコー プリンティング ソリューションスクウェアの概要

所在地 東京都港区港南二丁目16番1号 品川イーストワンタワー4階
(JR品川駅から徒歩5分)
電話番号 03-6716-7781(代)
ホームページURL:http://www.ricoh.co.jp/pss
オープン 2005年1月27日
運営組織 株式会社リコー/リコープリンティングシステムズ株式会社
総面積 598m2(181坪)
主な設備 展示・デモ室、面談室(15名)、セミナー室(20名)、システム評価室、居室



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2005−1−21

松下電器
中国に新たな情報通信機器の生産拠点
松下通信系統設備(大連)有限公司を設立


 松下電器とパナソニック コミュニケーションズ(本社:福岡市博多区、社長:坂井 はじめ)は、このほど中華人民共和国遼寧省大連市 大連経済技術開発区に、コードレス電話機、光ディスクドライブ、デジタル複合機の製造会社 松下通信系統設備(大連)有限公司を設立した。

 新会社はパナソニック コミュニケーションズのグローバルな生産体制強化を図るとともに、松下グループで推進している2006年度中国市場での販売1兆円の実現に向けた取り組みの一環として設立したもの。

 新会社は、2005年10月からコードレス電話機、光ディスクドライブの生産をスタートし、2006年にはデジタル複合機の生産を計画している。また、新会社にはコードレス電話機の開発センターを設置し、開生販一体運営で順次生産数の増大を図り、事業の拡大に取り組む。

 ◎松下通信系統設備(大連)有限公司の概要


会社名 松下通信系統設備(大連)有限公司
Panasonic Communications ( Dalian ) Co., Ltd.
設立 2005年1月18日
所在地 中華人民共和国遼寧省大連市 大連経済技術開発区
延床面積 20,000m2
資本金 22億円
出資比率 松下電器(中国)有限公司 100%
代表者 董事長 立石悦朗、 総経理 渡辺 隆
事業内容 コードレス電話機、光ディスクドライブ、デジタル複合機の生産販売
投資総額 55億円
生産開始 2005年10月
人員 約1,100人(2005年度末)
生産規模 ・コードレス電話機 月産 約4万台(初年度)
・光ディスクドライブ 月産 約8万台(初年度)
・デジタル複合機  月産 約7千台(2006年度)



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2005−1−18

カシオ計算機とルネサス テクノロジが半導体実装技術で提携
WLP(ウエハーレベルパッケージ)技術の標準化を推進

 カシオ計算機と、ルネサス テクノロジ(本社:東京都千代田区、会長&CEO:長澤 紘一)は、カシオが持つ半導体実装技術である、WLP(ウエハーレベルパッケージ)技術をルネサス テクノロジにライセンス供与することで合意した。
今回のカシオのWLP技術供与は、国内半導体メーカーに向けては初めてとなる。

 主な合意内容は以下の通り。


1. カシオはルネサス テクノロジに対し、継続的にWLP技術を提供し、ルネサス テクノロジは自社の半導体に同WLP技術を積極採用していく。
2. ルネサス テクノロジは同技術を使用して、自社ならびに関連会社でWLP技術を採用したチップサイズパッケージ(CSP)の製造・販売ができる。

 WLPは、ウェハー状態のままで、銅の再配線、電極端子形成と樹脂封止を行なうことを可能にした、半導体の新しい実装技術。電子機器の小型化、高性能実装が求められる今日、携帯電話やデジタルカメラをはじめとした携帯情報機器向けに最適で、カシオではこれまでルネサス テクノロジの半導体を、グループ会社であるカシオマイクロニクスでWLP加工し、カシオ製品に採用してきた。

 一方ルネサス テクノロジは、CSPにおいてWLP技術と同様にウェハー状態で再配線を施した独自開発のWPP(ウエハープロセスパッケージ)技術を持っており、今回のライセンス供与により、パッケージのラインアップを拡充させることで、ユーザーの要望に幅広く対応できる。

今後両社は、今回の提携を機に、更なる関係強化を図る。

チップサイズパッケージ(CSP): 半導体チップサイズとほぼ同等の外形サイズのパッケージ。携帯機器など小型軽量化を必要とするあらゆる電子機器の半導体パッケージとして使用される。


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2005−1−14

富士通・富士通研究所・東レの3社が開発
世界初! 植物系素材の大型プラスチック筐体をノートパソコンに採用
〜「環境負荷低減」と「石油資源の消費削減」に貢献〜
「FMV-BIBLO NB80K」


 富士通、富士通研究所、及び東レの3社は、共同で世界で初めて、環境への負荷が少ない植物系素材の大型プラスチック筐体を開発、富士通の05年春モデルのノートパソコン「FMV-BIBLO NB80K」に採用した。

 近年、オゾン層の破壊や大気汚染などの環境汚染と、産業廃棄物や有毒廃棄物の増加などの様々な環境問題が地球規模で発生している。これら問題を解決するために循環型社会の形成が求められており、世界的に環境負荷低減に対する法制化が進んでいる。IT分野においても、日本国内ではグリーン購入法(注1)、資源有効利用促進法(注2)、PRTR法(注3)など環境関連法規の整備がなされ、さらに近年は環境配慮促進への動きも出てきている。

 また、石油や石炭といった化石資源の消費によるCO2の増加に伴い地球温暖化が急速に進んでおり、CO2排出量の低減が急務となっている。このような状況において、地球環境への負荷が小さく、資源に限りがある石油の代替材料として植物系素材のプラスチックの活用に関心が高まっている。

 富士通と富士通研究所は、2002年6月にトウモロコシなどを原料とするポリ乳酸(注4)系組成を最適化した植物系素材をノートパソコンの筐体小部品に採用する技術を世界で初めて開発し、ノートパソコン「FMV-BIBLO」に採用している。
 東レは、ポリ乳酸を地球環境配慮型先端材料と位置づけ、統合ブランドである“エコディア”を冠し、繊維、プラスチック製品の市場展開を行うとともに、ポリ乳酸の高性能化技術の開発を行ってきた。

 これまで3社は、植物系素材を筐体に適用し、用途を拡大していくために、難燃性、耐熱性の改善に取り組んできたが、ポリ乳酸はガラス転移温度(注5)が低いため成形が困難であり、大型筐体への適用、量産性の向上が課題になっていた。

 今回、3社はこれらの課題を解決するために、ポリ乳酸とガラス転移温度が高い石油系樹脂とを混合するポリマーアロイ化技術(注6)と難燃化技術(注7)を組み合わせることにより、IT機器の大型筐体に必須となる難燃性と耐熱性を合わせもちつつ、高い成形性を実現する新材料を開発、大型筐体の量産性の向上を図った。

 新材料は、約50%が天然素材(植物系素材を含む)であるため、石油資源の消費を抑える。また、ノートパソコン筐体に採用した場合、従来の石油系樹脂と比べてライフサイクル全体でのCO2排出量を約15%削減できるため、環境負荷の低減も可能となる。


(注1)グリーン購入法(2001年4月より施行):
国の機関や都道府県・市町村などの地方公共団体、事業者、国民、製造メーカのそれぞれが、環境負荷の小さい環境物品などの調達・購入を推進することで、持続可能な社会の構築を目指すことを目的とした法律。
(注2)資源有効利用促進法(2001年4月より施行):
循環型経済システム構築のため、(1)事業者による製品の回収・リサイクルの義務付け、(2)製品の省資源化・長寿命化による廃棄物の発生抑制対策、(3)回収した製品の部品の再利用対策を推進する法律。
(注3)PRTR法(2000年3月より施行):
企業などが化学物質の排出量および廃棄物としての移動量を行政に報告し、それを公表することにより化学物質・環境汚染物質による環境リスクの削減を図ることを目的とした法律。
(注4)ポリ乳酸(Poly Lactic Acid):
トウモロコシやジャガイモなどのでんぷんや糖類を発酵して得られる乳酸を原料にした植物由来のプラスチック。
(注5)ガラス転移温度:
ガラス転移(高分子物質を加熱した場合にガラス状の硬い状態からゴム状に変わる現象)がおこる温度。
(注6)ポリマーアロイ化技術:
異なった性質をもつ高分子材料を効果的に複合させることにより、高性能・高機能な新しい材料を創りだす技術
(注7)難燃化技術:
難燃剤の添加によりプラスチックの燃焼を抑える技術。電子機器の難燃性は、UL-94規格により規格化。


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2005−1−13


シャープ亀山工場 新たに第2工場を建設
 
 シャープは、亀山工場(所在地:三重県亀山市)の敷地内に、新たに第2工場を建設する。建物、生産設備を含む設備投資額は約1,500億円であり、2006年10月の生産稼動をめざす。世界最大の大型ガラス基板採用の最新鋭工場を稼動させることにより、40型以上の大型液晶テレビ市場の開拓と大型液晶パネルの安定供給体制の構築を図る。

 欧州では、既に地上デジタル放送が普及しつつあり、また北米でも地上デジタルハイビジョン放送が始まっている。さらに国内でも地上デジタル放送の視聴可能世帯数が、2005年末に約2,700万世帯、2006年末には約3,700万世帯に拡大する見込みであり、国内外でデジタル放送に対応した液晶テレビが急激に普及拡大するものと予想される。こうしたことから、液晶テレビ用パネルの生産能力を飛躍的に拡大させる必要があると判断し、新たに第2工場の建設に着手することにしたもの。


 この第2工場では、40型、50型クラスの生産に適した、世界初の第8世代マザーガラスを採用する。ガラスサイズは40型クラスが8枚、50型クラスが6枚取れる、両辺が2mを超える世界最大サイズであり、第1工場のマザーガラスに比べ、2倍程度の大きさになる。同工場と、第1工場における30型クラスの生産を合わせたラインナップの拡充により、一段と拡大する市場ニーズに適合した対応を進めていく。

 加えて、この40型、50型クラスを液晶で市場開拓していくには、プラズマディスプレイに比べ、フルハイビジョン対応で液晶に優位性があるが、一層のコスト力の強化が必要。そのため、第2工場では、部材メーカーと設計段階から新規部材の開発を進め、大幅なコストダウンを図る。また、生産プロセスの改善等により、工場内の搬送距離および生産リードタイムの半減をめざす。これらの徹底した「オンリーワン生産革新」により、第1工場に比べ約2倍(45型換算)の投資生産性を実現していく考え。

 <亀山第2工場の概要>

・所在地

三重県亀山市白木町幸川464番(シャープ亀山工場内)

・着工時期

2005年7月

・稼動時期

2006年10月

・設備投資額

約1,500億円(建物、生産設備を含む)

・基板サイズ

2,160mm×2,400mmの世界最大サイズ(第8世代マザーガラス)
※40型クラス8枚取り、50型クラス6枚取りが可能

・投入能力

月15,000枚、
2007年中に第2期生産ラインの導入により、月30,000枚に増強を予定



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2005−1−12

ソニーが奇美電子の子会社・IDTech野洲事業所を買収
モバイル向け低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイパネル事業の強化図る

 奇美電子とソニーは、奇美電子の子会社であるインターナショナル ディスプレイ テクノロジー(IDTech)の液晶ディスプレイパネル製造に関する事業を新会社として分割、ソニーは、その新会社の全株式を185億円で買収することで基本合意に達した。

 今回の基本合意により、ソニーは、IDTechの液晶ディスプレイパネル製造の拠点である野洲事業所における従業員や生産設備などを継承し、ソニーのモバイル機器向け低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイパネル事業の強化を図る。

 奇美電子の子会社であるIDTechは、アモルファスシリコンTFT液晶ディスプレイパネルの分野における有力企業であり、世界最高の解像度を有する医療用のディスプレイ、IPS(In-plane Switching)技術を用いた広視野角ディスプレイモニター、高精細で豊かな色彩のPCディスプレイ、及び特定用途向けTFT基板などの製品で業界をリードしている。

 ソニーは、1997年10月に豊田自動織機との合弁でエスティ・エルシーディ(STLCD)を設立、モバイル機器向け低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイパネルの生産を開始した。以後、順調にビジネス規模を拡大し、2002年の第2生産棟の完成などを経て、月産40,000枚(600×720mm基板ベース)規模へと生産能力を拡大中、今後のさらなる需要拡大への対応について検討していた。

 今回の合意により、新会社は、STLCDに続くソニーにおける第2の低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイパネル生産拠点となる。ソニーでは、新会社に対して約270億円規模の設備投資・設備改造を行うことで、月産25,000枚(550×650mm基板ベース)の生産能力を持った生産拠点を構築し、携帯電話向けなどの拡大するモバイル機器用低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイパネル需要に積極的に対応、同ビジネスのさらなる拡大を目指す。なお、新会社名などの詳細は、2005年3月末を目処とする会社分割手続きおよび新会社株式の買収完了時までに決定する予定。新会社の量産開始は、2006年4月を予定している。

 奇美電子は2001年にIBM野洲事業所の第3世代生産ライン(Third Generation)を買収し、台湾企業と日本企業による初のTFT-LCD合併事業としてIDTechを設立した。また奇美電子はIDTechが擁する優れた人材、先端技術、有力な顧客、グローバルマネジメントシステム、優れた特許戦略、世界的なロジスティックスシステム及び生産能力などを継承することによって、国際的競争力を一層高めてきた。また同時に台湾において、奇美電子は積極的に最新鋭の生産ラインの構築を進め、2005年には第5.5世代生産ラインによる量産開始を予定している。このように新しい生産ラインが最新鋭の設備での高効率への転換にあわせて、奇美電子としては、総合的な生産規模を検討した結果、IDTech野洲事業所をソニーに売却することに決定したもの。


【IDTech野洲事業所の概要】(2004年12月現在)

所在地 : 滋賀県野洲市市三宅800
敷地面積 : 20,021m2
建物床面積 : * オフィス棟(3階建て):3,269m2, 工場(2階建て):28,926m2
従業員数 : 約420名
主な生産品目 : 大型カラーTFT液晶ディスプレイパネル


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2005−1−7

松下電器、三菱電機、ソニーの3社
高速電力線通信(PLC)を基盤としたホームネットワークの普及を目指し
相互接続可能な仕様を確立するためのアライアンス設立で合意

 松下電器、三菱電機とソニーの3社はこのほど、来るべきユビキタス時代のホームネットワークを支えると期待が高く、家庭に既設されている電灯線を通じての高精細な映像コンテンツの視聴やIP電話を可能にする高速電力線通信(PLC)の相互接続仕様の確立に向けたアライアンスを設立することで合意した。

 アライアンス(仮称:CE-Powerline Communication Alliance=CEPCA)では、世界のコンシューマーエレクトロニクスメーカー、IT企業に呼びかけPLCを利用したホームネットワークの普及促進を目指す。

 近年、ホームネットワークを構築し、家庭内の様々な情報家電や宅内機器を相互接続し、これらの機器を宅内・宅外から自在に操作する、あるいはそれぞれの機器間で情報共有をするというニーズが高まってきている。PLCはホームネットワークとして豊富な接続ポイントを有し、かつプラグアンドプレイという特長を備えているだけでなく、PLCを利用することによって、あらゆる機器を誰もが簡単にネットワークに接続することが可能となる。またPLCは有線系のホームネットワークのため、認証・暗号機能により、安心・安全なホームネットワークを構築することができる。

 しかし、PLCを基盤としたホームネットワークを宅内に構築するためには、同ネットワークに接続する機器を供給するメーカー間における共通仕様の確立が求められていた。このような課題を解決するため3社は、共同でPLC技術を基盤としたホームネットワークから宅外へのアクセスや、ホームネットワークの適用体系を明確にし、PLCに関する相互接続の仕組みとあるべき姿を検討してきた。そしてこのほど3社は、異なるメーカー間でのPLCの共存を可能とする仕組みをコンシューマーエレクトロニクスメーカーやIT企業の標準仕様として普及促進していくことを目的とした推進組織を立ち上げていくこととした。

 今後、設立されるアライアンスは非営利組織として日本国内だけでなく、欧米のコンシューマーエレクトロニクスメーカーやIT企業にも参加を呼びかけ、世界中の人々が安心してPLCを基盤としたホームネットワークを使える環境を整備していく。


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2005−1−6

NEC
香港に携帯電話ネットワークの
運用アウトソーシングサービスを行う新会社を設立

 
 NECは、香港に第3世代(3G)を中心とした携帯電話ネットワークの運用アウトソーシングを行う新会社として、「日電通訊(香港)有限公司(NEC Telecommunications (Hong Kong) Limited)」を平成16年12月22日付けで設立し、平成17年1月10日から、営業を開始する。

 新会社は、ハチソンテレコム香港(社長:アグネス・ナルディ)のワイヤレスネットワーク運用部門における経験豊富な人材を活用し、ハチソンテレコム香港の3Gおよび第2世代/2.5世代ネットワーク(2G/2.5G)の設計、運用、保守、保守用ツール開発などを請け負うことに関する、NECとハチソンテレコム香港の合意に基づくもの。

 NECとしては、新会社を、将来的に中国の3Gインフラプロジェクトに活用することを視野にいれている。このため新会社は、当初NECの100%出資として設立し、中国政府の必要な承認手続きを経て、NEC通訊(中国)(本社機能:北京、総裁:盧雷(Brian Lu))の100%子会社となる予定。新会社の資本金は、5百万香港ドル(約7000万円)、従業員数は約300名。なお新会社の社長には、NEC通訊(中国)の3Gインフラ事業を推進する責任者である魯敢(Ken Lu)が就任する。

 またNECはこのほど、ハチソンテレコム香港の3Gネットワーク増強プロジェクトを受注した。NECは、2003年にハチソンテレコム香港の3Gインフラ(基地局制御装置および基地局1000局以上)を構築しているが、今回の増強により、加入者の収容能力/ネットワーク処理能力が大幅に拡大される。

 携帯電話事業者は、競争が激化する2G/2.5G市場において、また3Gの本格化に向けて、顧客獲得のためのモバイル・インターネットサービス開発に注力する方向にあり、通信メーカに対しては、運用アウトソーシングの要求が高まっている。

 NECとしては、新会社の事業を通じて、3Gネットワーク運用アウトソーシングのノウハウ・経験を蓄積し、中国の3G本格化に備えるとともに、グローバルな携帯電話インフラ事業において各国のプロジェクトのサポートを行い、アウトソーシングも含めたトータルな提供能力をもって3Gインフラ事業拡大を加速していくことを目的としている。

 またNECは、引き続きハチソン3Gグループの戦略パートナーとして、インフラ・端末を供給し、同社の3Gビジネスに貢献していく。同社は、ハチソン3Gグループ(香港、UK、イタリア、オーストリア、スウェーデン、デンマーク、オーストラリア)に対する3G端末のサプライヤであり、香港、UK、イタリア、オーストリアではインフラシステムをシーメンスと共同で構築している。


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2005−1−5

マイクロソフトとAIU保険会社
中小規模事業所対象の個人情報漏えい対策の啓発活動で協業
〜中小規模事業所の情報漏えいリスクに対する理解および対策の促進を目指す〜

 
マイクロソフトは、中小規模事業所の最重要課題の一つである個人情報漏えい対策に関する啓発に向けて、AIU保険会社(日本支社:千代田区丸の内 日本における代表者:横山隆美)と、協業することで合意した。二社の協業により、中小規模事業所を対象に、個人情報漏えい対策無償セミナーを、IT活用セミナー「IT実践塾」において2005年1月17日(月)から6月30日(木)まで全国7都市において開催する。

 同協業は、2004年11月19日に発表した中小規模事業所向けIT支援施策「全国IT推進計画」の強化施策の具体的な啓発活動に向けた取り組みの一環になる。

 両社が協業することにより、個人情報漏えい対策をITおよび保険の両観点から、中小規模事業所に啓発活動を展開することが実現する。今後、両社の協力により、中小規模事業所向けの個人情報漏えい対策の啓発活動を幅広く展開することで、個人情報漏えいリスクに対する理解および対策を促進していくことを目指す。

 2005年4月より施行される個人情報保護法に伴い、現在各企業において、情報管理への意識変革が必要とされている。同セミナーでは、中小規模事業所向けに、基礎的な個人情報保護に対する考え方や、プライバシーマーク取得に関する情報だけでなく、個人情報漏えいリスク診断やITを活用した個人情報保護の方法、個人情報保護対策に向けた保険などに関して、マイクロソフトおよびAIUの両社より説明する。

 マイクロソフトは、中小規模事業所向けの啓発活動としてIT活用セミナー「IT実践塾」において、10月20日から展開しているWindows XP SP2によるセキュリティ対策に引き続き、個人情報漏えい対策を展開する。中小規模事業所において関心が高まっている個人情報漏えい対策を展開することで、さらに啓発活動を強化していく。

 AIUは、中小規模事業所に求められる情報漏えい対策の対策状況を、組織、技術、個人、物理的安全管理措置、委託先の指導監督、危機管理などの観点から、「リスク診断サービス」の提供を「IT実践塾」において実施する。同サービスは、AIUが中小規模事業所などの企業のみならず、病院、学校など個人情報を管理している機関を対象に、無償で提供しているサービス。同サービスでは、現状で抱えている情報漏えいのリスクを洗い出し、過去の類似事例などを元に具体的に起こりうる事態などの指摘を行い、情報漏えい対策への改善すべきポイントを明確に把握することができる。「リスク診断サービス」を実施したIT実践塾の参加者は、ニーズにあわせて、AIUが2004年2月から提供している「個人情報漏えい保険」に別途加入することができる。


 
開催概要
  • 日程:2005年1月17日(月)〜2005年6月30日 (全国主要7都市にて実施予定)
  • 主催:マイクロソフト、AIU保険
  • 規模:各回100名前後
  • 内容:IT実践塾個人情報漏えい対策編  〜個人情報管理は万全でしょうか?〜
    • 個人情報取り扱いの重要性(セキュリティ侵害による影響を含め、プライバシーマーク・個人情報保護法の概要の説明など、企業において意識すべき事項など)について
    • 基本的対策(企業内セキュリティポリシーの策定・社内教育の必要性など)について
    • IT(パソコン・サーバーでできる集中管理について)
    • 企業の現状を把握するための診断サービス、万が一に備えた保険について


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