2003
1月



2003−1−30

三洋電機が拡大する太陽光発電市場に対応
大阪府貝塚市に太陽電池の新生産拠点を設立

 三洋電機は、大阪府貝塚市に太陽電池の生産を行う新拠点を設立し、2004年1月よりHIT
※1太陽電池セルとHIT太陽電池モジュールの生産を開始する。この新生産拠点の設立により、2003年度中には現在の約2倍の生産能力となり、今後大きく拡大する太陽光発電システム市場への対応を図っていく。

 三洋電機は世界に先駆けて1982年にアモルファスシリコン太陽電池の量産を開始、1997年には高効率・高発電量のHIT太陽電池の量産を開始し、以来、業界最高の変換効率
※2を誇るHIT太陽電池で業界をリードしてきた。現在は、太陽電池セルを洲本工場(兵庫県洲本市)と島根三洋工業(島根県木次町)をあわせて年産30MW体制で生産、太陽電池モジュールを鎮岩工場(兵庫県加西市)で生産するという体制をとっている。新拠点が稼動する2004年1月には、HIT太陽電池は年産60MWの生産体制となり、2005年には年産120MWの生産体制としていく予定。

 今回の新生産拠点は、大阪府が定期借地方式を本格導入する事業用地に設立される。貝塚市は、関西国際空港に近いなど物流のメリットが大きく、開発拠点や販売拠点とも連携をとりやすい地域で、大阪府内に生産拠点を設立することによって関西経済の活性化への貢献も期待できる。この生産拠点の新設により、三洋電機は更なる太陽電池事業の拡大を目指す。

 新生産拠点の概要

所在地 大阪府貝塚市二色南町15番地 二色の浜産業用地
敷地面積 40,000m2
建屋面積 約10,000m2(2003年度)
投資額 約45億円 (建屋、生産設備、工事費等を含む、2003年度)
生産能力 30MW (2003年度末時点:既存拠点と合わせて60MW)
従業員数 約130名 (2003年度)


※1 HITはHeterojunction with Intrinsic Thin layerの略。HIT太陽電池は、結晶シリコン基板とアモルファスシリコン薄膜を用いて形成したハイブリッド型の新しいタイプの太陽電池。量産レベルで業界最高のセル変換効率18.5%を達成。
※2 2003年1月現在


▲「業界情報」のTOPページに戻る





2003−1−30

キヤノンが欧州最大のサッカーイベント
「UEFAヨーロッパサッカー選手権2004」を協賛

 キヤノンは、2004年にポルトガルで開催される「UEFAヨーロッパサッカー選手権2004 (通称:UEFA EURO 2004
」の公式スポンサーとして協賛することを決定し、このほど、スポンサー契約を締結した。

 「UEFAヨーロッパサッカー選手権」は、1960年から4年に1度開催されている欧州最大のサッカーイベント。今回の「UEFAヨーロッパサッカー選手権2004」では、2002年9月から2003年11月にわたり、UEFA加盟の50カ国により、 1グループ各5チームの計10グループで予選が行われている。また、2004年6月12日から7月4日までポルトガル国内の8都市10会場で開催される同大会は、予選各グループ1位の10チームとプレーオフを勝ち抜いた5チーム、さらにポルトガルを加えた計16チームによって優勝が争われる。

 キヤノンは、同イベントの円滑な運営を図るために、各会場に隣接して設置されるメディアセンターや大会事務局に対し、プリンター、ファクシミリおよび複写機といったオフィス機器を提供する。さらに、報道・スポーツカメラマンを対象として、カメラ、デジタルカメラ、レンズの貸出およびメンテナンスサービスを行う。

 なお、キヤノンは今回の契約により、欧州各国の21歳以下の代表選手によって行われる「UEFA Under-21 Championship」(2004年開催)と、女子代表選手による「UEFA Women's European Championship」(2005年開催)においても公式スポンサーとして協賛する。



写真は左から
ゲルハルト・アイグナー UEFA CEO
キヤノンヨーロッパ 鶴岡社長
ジルベルト・マデイル Euro2004組織委員会 委員長


 ▼キヤノンにおけるこれまでの主なスポンサー活動(サッカー関連)

 FIFAワールドカップ  ( 1978年 〜 1998年 )  
 UEFA ヨーロッパサッカー選手権      ( 1980年 〜 1996年 )    
 UEFAチャンピオンズリーグ  ( 1995年 〜 2000年 )
 A F C  ( 1993年 〜 2000年 )
 Jリーグ  ( 1996年 〜 )


▲「業界情報」のTOPページに戻る






2003−1−29


富士通が液晶ディスプレイ分野で台湾AUO社と提携

 富士通が全額出資する液晶ディスプレイの開発・製造・販売会社 富士通ディスプレイテクノロジーズ(FDTC)はこのほど、台湾AU Optronics Corporation(AUO社)がFDTC社に資本参加し、液晶ディスプレイ分野で広範囲な事業協力をすることでAUO社と基本合意した。AUO社の資本参加後、FDTC社の持株比率は、富士通80%、AUO社20%となる。

 今回の事業協力は、FDTC社がこれまで蓄積してきた液晶ディスプレイに関する先端技術開発力や設計力と、AUO社のもつ製造力との相乗効果を発揮させることを目的としたもの。FDTC社とAUO社は、製造技術から製品設計までの広範な技術分野で開発協力を行うと共に、両社の製造能力を効果的に活用することで更なる事業拡大と競争力向上を図る。今後、富士通、FDTC社およびAUO社は、具体的な条件の検討を行い、今年3月を目処に正式契約を締結する予定。

 FDTC社は、TFT液晶ディスプレイ分野で世界第3位の生産規模をもつAUO社との事業協力によって、独自の優位技術であるMVA(*1)技術の普及・標準化を加速させていく。今後、同社は、富士通グループの液晶ディスプレイ専業会社として、先端の技術開発力・設計力をベースとしたソリューション提供型の事業展開をより発展させると共に、富士通グループ内外に幅広く液晶ディスプレイを供給できる体制を確立し、独立事業会社としての発展を目指す。
*1:MVA;Multi-domain Vertical Alignment
富士通が開発した広視野角、高コントラスト、高速応答の高画質技術。ラビングレス方式・液晶滴下注入方式により高い生産性と高い信頼性を実現。

 【AU Optronics Corporationの概要】
(1) 本社所在地 台湾新竹
(2) 代 表 者 Chairman& CEO、 Kuen-Yao Lee
(3) 設立年月日 1996年8月12日 Acer Display Technologies, Inc.(ADT)設立
2001年9月1日 ADT社がUnipac Optoelectronics Corporationを吸収合併し現社名に変更
(4) 資 本 金 40,022百万 台湾ドル(2002年9月末現在)
(5) 事業内容 液晶ディスプレイ製品の開発・製造・販売
(6) 従業員数 約10,000名(2002年9月末現在)
(7) 売上実績 2002年 75,561百万 台湾ドル

 【富士通ディスプレイテクノロジーズ株式会社の概要】(2003年1月末現在)
(1) 本社所在地 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番1号
(2) 代 表 者 代表取締役社長 松田 嘉博
(3) 設立年月日 2002年(平成14年)6月1日
(4) 資 本 金 4億5千万円
(増資後:11億9千万円、持株比率:富士通 80%、AUO社 20%)
(5) 事業内容 液晶ディスプレイ製品の開発・製造・販売
(6) 従業員数 約470名
(7) 売上計画 2003年度 750億円


▲「業界情報」のTOPページに戻る





2003−1−28


キヤノンが省エネ大賞「資源エネルギー庁長官賞」を受賞
IH技術を応用したカラーレーザープリンター“LBP-2810/2710/2510”

 キヤノンのカラーレーザープリンター“キヤノン レーザショット LBP-2810/2710/2510”が、財団法人エネルギーセンター主催の平成14年度(第13回)省エネ大賞において「資源エネルギー庁長官賞」を受賞した。

 同社が省エネ大賞を受賞するのは、ファミリーコピア「CRIP FC310/330」の「資源エネルギー庁長官賞」(平成5年)、レーザープリンター「LBP-730」の「資源エネルギー庁長官賞」(平成7年)、デジタル複合機「imageRUNNER iR3300」の「省エネルギーセンター会長賞」(平成13年)に続き2年連続、4度目の受賞となる。

 “LBP-2810/2710”は、フルカラー/モノクロとも毎分22枚の出力スピードを備えたカラーレーザープリンターで、キヤノン独自の新定着技術「カラーIH定着方式」を採用することで、ウォームアップ・タイムを従来機の約1/7の35秒に短縮すると同時に、標準の使用環境における消費電力を約70%削減し84.7Wh/hを実現している。この技術は下位機種である“LBP-2510”にも採用されており、大きな省エネ効果をあげている。(LBP-2510のウォームアップ・タイム16秒、消費電力は43.2wh/h) また、“LBP-2810/2710/2510”は、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)への適合、エネルギー効率のよいOA機器の開発導入を目的とした「国際エネルギースタープログラム」に適合している。

 尚、“LBP-2810/2710/2510”は2003年2月6日から8日にかけて東京ビックサイトで開催される省エネルギー・新エネルギーの総合展示会「ENEX2003」に出展される予定。


  ※ レーザープリンターの多くは、トナーを熱で溶かして用紙に固着させるために、厚肉の加熱ローラを搭載した定着装置を採用している。従来の定着装置は中空ローラの中心にあるヒータの輻射熱でローラ全体を間接的に暖める方式であるため、ローラ表面をトナーの融点まで加熱するために相当の時間と電力を要している。また、稼動時に素早い立ち上がりを実現するためには、ローラを予備加熱しておく必要があり、スタンバイ時においても電力の消費が伴うなど、使い勝手と省エネの両立に難点を抱えている。
キヤノンは、家庭用炊飯器などでも知られている電磁誘導加熱の原理を定着装置に応用し、独自の「カラーIH定着技術」を開発しました。この技術は、薄肉のローラ内の磁力コイルから発生した磁力線の働きでローラの表面の必要な部分だけを直接発熱させる仕組みで、従来方式に比べ熱効率に優れ、短時間で十分な熱量を確保することができる環境対応技術。


▲「業界情報」のTOPページに戻る






2003−1−28

ネットワーク対応型オフィスレーザープリンター「DocuPrint 181/211」
富士ゼロックスが省エネ大賞「資源エネルギー庁長官賞」受賞


 富士ゼロックスのネットワーク対応型オフィスレーザープリンター「DocuPrint 211」(毎分21.6枚:A4ヨコ)と「DocuPrint 181」(毎分18.4枚:A4ヨコ)が、財団法人省エネルギーセンター主催の平成14年度第13回省エネ大賞(省エネルギー機器・システム表彰)において「資源エネルギー庁長官賞」を受賞した。(1月23日、同センター発表)

 省エネ大賞の受賞は、平成11年度のデジタルフルカラー複写機「DocuColor 1250」シリーズ、平成12年度のデジタルフルカラープリンター「DocuPrint C2220」、平成13年度の高速デジタル複合機「DocuCentre 707/607/507」シリーズに続き4年連続で、4年連続受賞は業界初めて。

 「DocuPrint 181/211」は、加熱時の消費電力を抑えた低消費電力型定着器(Quick Fuser)を搭載することでウォームアップ・タイム(待機状態からヒーターを加熱してプリントが可能になるまでに要する時間)を14秒に抑えた。プリント指示から終了までの時間も10秒*と高速。さらに、グラデーションなどを含まないテキスト文書のように単純な原稿は、エンジンの調整時間を省いた快速印刷モードを使うことで、7.6秒*でプリントできる。

* A4ヨコプリンター用標準テストパターンJEIDA-J1使用

 合わせて、「国際エネルギースター・プログラム」に適合した省電力設計のプリンターコントローラを採用し、未使用で一定時間が経過すると自動的に電源消費を抑える「節電モード1」と、操作パネルとネットワークカードを除くすべての電源供給を停止する「節電モード2」により、待機時の電力消費量を削減している(「節電モード2」で3.5Wを達成)
 さらに低騒音、オゾンレスを実現しているほか、低ランニングコストを実現するトナーセーブ機能の搭載や各種部品の再利用を前提としたリサイクル対応設計など、環境への影響を配慮している。

 「DocuPrint 181/211」は、財団法人「日本環境協会」認定のエコマーク商品(認定番号 第02122009号)で、「国等による環境物品等の調達の推進に関する法律」(グリーン購入法)のプリンターに対する「判断基準および配慮事項」に適合している。

 【省エネ大賞】

 財団法人省エネルギーセンターは、優れた省エネルギー性、省資源性等を有した民生用エネルギー利用機器・資材及びエネルギー利用システムの開発と普及を目的として、それらの機器・システムを広く公募、発掘し、優れたものを表彰している。応募対象は、すでに製品化され、または研究開発済で商品化の見込みのある民生用の機器・資材及びシステム(エネルギーを使用するもの)のうち、省エネルギー性に優れているもので、省資源性、独創性、商品性、環境改善性や安全性等についても考慮されていることとしている。



▲「業界情報」のTOPページに戻る






200301−25

富士通とインテル
ミッションクリティカル領域向け新サーバの開発で協業
2005年に、メインフレームクラスの富士通製IA-Linuxサーバを市場に投入

 富士通とインテル コーポレーション(以下、インテル)は、1月24日、世界のハイエンドサーバ市場を対象に、メインフレームクラスの信頼性を必要とするミッションクリティカル(MC)領域向けサーバの開発において協業することで合意した。この合意に基づき、業界標準のインテル製プロセッサを搭載し、LinuxとWindows OSが稼働する富士通製サーバを開発し、従来の富士通製Unixサーバとメインフレームに加えて市場に投入する予定。

 大規模基幹システムなどMC領域向けサーバの世界的リーダーである富士通は、今回の協業に基づき、2004年末までにインテルRXeonプロセッサ DP/MPファミリを搭載した新サーバを開発し、2005年末までにインテルRItaniumRプロセッサ・ファミリの将来製品を搭載した大規模マルチプロセッサ・システムを開発し、市場に投入する予定。これらのシステムは、メインフレームクラスの高信頼性をもつ、128プロセッサまで拡張可能なシステムになる。

 今回の協業は、昨年10月に発表した富士通のLinuxビジネス戦略に基づいたものであり、すでにエンタープライズシステム事業本部内にLinux関連組織を設立している。この組織は、富士通がもつインターコネクト技術、クラスター技術、自律システム技術、グリッドコンピューティング技術、など、MC領域向けLinuxサーバに必要不可欠な技術を有する技術者300人以上からなり、信頼性、可用性、拡張性を格段に向上させるために、ハードウェアおよびソフトウェアの開発を集中して行う。

 さらに両社は、MC領域でのサーバビジネス拡大のため、Linuxコミュニティとも協力し、Linuxの信頼性、機能性、性能向上を支援していく。そして主要独立系ソフトベンダーと共に、富士通製インテル・ベース・システム上でのLinuxアプリケーションの最適化を、インテルの広範なソフトウェア・ツールを活用して行う予定。


▲「業界情報」のTOPページに戻る





200301−25

NEC
中国におけるパソコンおよびサーバの販売会社が営業を開始
〜ノートPCおよびIAサーバの中国市場への事業拡大へ〜

 NEC(NECソリューションズ)はこのほど、中国におけるPCおよびサーバ事業の拡大を図るため、上海市にノートPCやIAサーバ()などのハードウェア製品の輸出入および販売を行う新会社「NECインフォメーションシステムズ上海」(英文名:NEC Information Systems (Shanghai) Ltd.、中国語名:恩益禧数碼応用産品貿易(上海)有限公司)を昨年11月に設立したが、1月24日より営業を開始した。
 新会社の主な事業内容は次の通り。
  1. 中国市場に向け、「Versaシリーズ」等のノートPCおよび「Express5800シリーズ」等のIAサーバを中心に、ハードウェア製品の販売およびサポートなどを行う。

  2. 取り扱い製品に関し、現地生産製品の調達、および日本・海外生産拠点からの輸入を行い、国内外へ販売する。

  3. 今後、日電系統集成(中国)有限公司(NECSI中国)などの関連会社と連携し、上海を中心としたSIサービスおよびソリューション事業の拠点として、事業の拡大を推進する。


 新会社は社員数25名で営業を開始し、2006年度には人員を80名へ増加させ、中国内の有力チャネルも活用し、年間でノートPC約10万台、IAサーバ約5千台の販売を計画している。

 中国ではWTOへの加盟に伴い、自由取引の進展や消費の拡大などにより、市場拡大が期待され、中国におけるPC市場は年30%、サーバ市場においても年24%と高成長が見込まれている。NECではこのような市場環境に対応し新会社を設立、営業を開始したもの。


(注) IAは、インテル・アーキテクチャ


▲「業界情報」のTOPページに戻る






2003−1−24

ユビキタスプラットフォームグループエンジニアリング関連会社2社を合併
ユビキタス情報社会に向けた新会社「(株)日立アドバンストデジタル」を設立

 
 日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループは、このほど、到来しつつあるユビキタス情報社会におけるシステムソリューション事業を強化するため、関連会社である「日立画像情報システム」と「日立マイクロソフトウェアシステムズ」の2社を合併し、今年4月1日付で「株式会社日立アドバンストデジタル」を設立する。

 今回、情報処理機器・デジタルAV機器等の開発設計及びミドルソフトウェア開発設計会社である「日立画像情報システム」と、Webコンピューティング技術を核としたシステム・ソリューション会社である「日立マイクロソフトウェアシステムズ」の合併によって、ITとAVのソフト・ハードに跨る先端デジタル技術を融合し、ユビキタス情報社会に向けてベストソリューションを提供していく。

 近年の放送・通信等のデジタル化の波と、高速デジタルネットワーク網の進展により、PC、携帯電話/PDA、TV、カーナビなどの各種情報機器の間でデータ・音声・映像ネットワークが構築され、いつでも・どこでも・誰とでも情報が共有されるユビキタス情報社会がまさに訪れようとしている。

 新会社の設立によって、今後ユビキタスシステムの構築に関するワンストップ・ソリューションをスピーディーに提供していく体制を強化していくとともに、合わせてデジタル映像・モバイル分野でのコアコンピタンス技術を創造し、システムコンポーネントやシステムソリューションをタイムリーに提供していく。また、他社とのアライアンスによる連携強化、自己裁量型ビジネスモデルの構築などによりワールドワイドな事業拡大を進めていく。
 こうした一連のシステムソリューション力の強化により、新たな事業体としてユビキタスプラットフォームグループの中にあって、水平分業の一翼を担っていく計画。

【新会社の概要】
1.会社名 株式会社日立アドバンストデジタル
2.本社所在地 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地
3.資本金 2億円(日立製作所100%出資)
4.代表者
5.売上高 約160億円(2003年度見通し)
約240億円(2005年度目標)
6.従業員数 約960名(設立時)

【合併当事会社の概要】
1.会社名 株式会社日立画像情報システム
2.本社所在地 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地
3.資本金 1億円(日立製作所100%出資)
4.設立時期 1981年2月
5.代表者
6.売上高 約96億円(2002年度見通し)
7.従業員数 約530名(合併時)
8.事業内容 情報処理機器・デジタルAV機器等の開発設計及びミドルソフトウェアの開発設計

1.会社名 株式会社日立マイクロソフトウェアシステムズ
2.本社所在地 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地
3.資本金 1億円(日立製作所100%出資)
4.設立時期 1982年6月
5.代表者 取締役社長 山田 邦光
6.売上高 約58億円(2002年度見通し)
7.従業員数 約430名(合併時)
8.事業内容 システム・ソフトウェア開発設計


▲「業界情報」のTOPページに戻る





2003−1−22

東芝と松下寿電子が小型HDD事業の協業で合意

 
 東芝と松下寿電子工業は、小型(1.8型、2.5型)HDDの生産を中心とした協力関係を結ぶことで合意、1月21日、契約を締結した。
 契約に基づき東芝は、松下寿電子に対し小型HDDの仕様を開示し、松下寿電子は、2003年4月よりインドネシア松下寿電子ペリフェラルズにおいて、東芝向けに1.8型HDDの生産を開始する。また、2.5型HDDについては、2003年後半を目標に生産を開始する予定。

 小型HDD市場については、2001年度には約2900万台だったが、ノートパソコン、車載用、モバイルAV製品の普及により、2002年度は約3500万台、2003年度は約4300万台と見込まれるなど
、順調に拡大するものと予想されている。

 東芝ではモバイルノートパソコンやモバイルAV商品に搭載できる1.8型HDDを独自開発するなど、小型HDD事業に特化し、市場の拡大に努めてきたが、今後のさらなる需要増に対応すべく、HDD生産に対して高度な製造技術と高品質の製造ノウハウを持つ松下寿電子の製造力を加えることで、小型HDDの事業強化を図る。

 なお、今回の協業で生産されるHDDについては、全量を東芝ブランドで販売する。

 今後両社は、小型HDDの製造技術のみならず、将来に向けて、製品改良設計についても協力していく方針。

東芝調べ


▲「業界情報」のTOPページに戻る





2003−1−21

レーザープリンターのメーカー総合顧客満足度
富士ゼロックスが4年連続で業界トップの評価
〜J.D. パワー アジア・パシフィック 2002年プリンター顧客満足度調査〜


 富士ゼロックスは、CS(顧客満足度)に関する調査/コンサルティングの国際的な専門機関であるJ.D. パワー アジア・パシフィック(本社:東京都中央区日本橋富沢町10-16、社長:蓮見南海男)が実施のうえ発表したオフィスで利用されるレーザー方式のプリンターの顧客満足度調査において、白黒とカラーの両部門で業界トップの評価を得たことを発表した。

 J.D. パワー アジア・パシフィックが実施した調査は今回で第6回目にあたり、オフィスで利用されるレーザープリンター(専用機)とネットワークなどを通じてプリンターとして使用されているデジタル複合機を対象にしたもの。2002年9月下旬から10月にかけて実施され、計2,571の事業所の回答を基に集計/分析されたもの。

 今回の調査で富士ゼロックスは、「商品のみならず、それを取り巻く販売店対応力、保守サービスといった人的要因の評価も他メーカーを大きく上回っており、総合力の高さが特徴」との結果を得ている。

 富士ゼロックスは、ユーザーの関心が商品単体の性能ばかりではなく、ビジネススタイルに合わせた提案内容や、保守や消耗品に代表されるトータルライフサイクルコストの低減に移行しているものと考え、今後もさらに高い顧客満足度が得られるように取り組みを継続/強化していくとしている。


 調査結果の詳細は、J.D. パワー アジア・パシフィック社ホームページを参照。http://www.jdpower.co.jp/



▲「業界情報」のTOPページに戻る





2003−1−20

ソニー電子(無錫)有限公司 LCD生産棟の起工式を開催
〜 中国における高温ポリシリコン液晶の組み立て拠点として今秋から稼動 〜

 中国におけるソニーの現地統括会社であるソニー中国有限公司 (Sony (China) Ltd.) は、中国江蘇省無錫市国家高新技術産業開発区のソニー電子(無錫)有限公司(Sony Electronics (Wuxi) Co., Ltd.) の第二工場敷地において、LCD生産棟の起工式を行った。
 同棟の総延べ床面積は9,800u、設備投資額(建物を含まず)は5億円。同棟はデジタルスチルカメラやビデオカメラ等に使われるビューファインダー(EVF)用高温ポリシリコンTFT液晶 ディスプレイ(H-LCD)の組み立て等の「後工程」拠点として、2003年10月に稼動する予定。当該製品の生産については、当初は従業員約200名規模による月産能力60万個を計画、以後順次増強する予定。

 ●ソニー電子(無錫)有限公司の概要
 ソニー電子(無錫)有限公司は、2000年8月にソニー中国有限公司100%出資の製造事業会社として、中国江蘇省無錫市に設立され、2001年4月よりモバイル機器用リチウムイオン・ポリマー二次電池の製造等を行っている。又、同製造事業所隣接地を取得し、第二工場を準備中。
 同拠点は、ソニーの推進するEMCSコンセプトに基づいた製造プラットフォームを具現化する工場と して、幅広い生産品目に対応できるよう準備を進めていく。また、同拠点は今後、中国での基幹生産拠点として中国国内の他工場への技術支援等も、積極的に行う予定。

会社名: ソニー電子(無錫)有限公司
設立: 2000年8月
稼動開始: 2001年4月
董事長: 中川 裕
副董事長: 鈴木 賢
総経理: 鈴木 耐三
所在地: 江蘇省無錫市国家高新技術産業開発区
資本金: 1,150万USドル
設備投資額: 2,875万USドル(建物は含まず)
主な製品: リチウムイオン二次電池 、VAIOノートPC、 リアプロジェクションTV、フロントプロジェクター
従業員数: 約1,200名(2002年12月現在)

▲「業界情報」のTOPページに戻る





2003−1−18

キヤノンがドイツのペリカン・ハードコピー社に対する特許権侵害訴訟で勝訴

 キヤノンは1月16日(現地時間)、ドイツのペリカン・ハードコピー・ドイツ社およびペリカン・ハードコピー・ヨーロピアン・ロジスティクス&サービス社(Pelikan Hardcopy Deutschland GmbH/Pelican Hardcopy European Logistics & Services GmbH、以下あわせてペリカン・ハードコピー社)を相手どり、ドイツのデュッセルドルフ地方裁判所に提訴していた特許権侵害訴訟において、勝訴との判決言い渡しを受けた。

 キヤノンは、キヤノン製インクジェットプリンター向けにペリカン・ハードコピー社が販売しているインクカートリッジが、キヤノン所有の特許権を侵害しているとして、その流通・販売の差し止め、在庫品の廃棄ならびに損害賠償を求める訴訟をデュッセルドルフ地方裁判所に提起していた。

 16日の勝訴判決において裁判所は、キヤノンの主張を全面的に認め、ペリカン・ハードコピー社によるキヤノンの特許権の侵害、特許侵害品の流通・販売行為の差し止めを命じた。ペリカン・ハードコピー社の侵害品販売による損害賠償金額については、今後の手続きで決まる予定。

 今回の勝訴判決で、キヤノンの多年にわたる研究開発への膨大な投資により蓄積してきた知的財産権がドイツにおいて認められたことになる。


▲「業界情報」のTOPページに戻る






2003−1−17

IBMの米国特許取得件数が「10年連続首位」を達成
−2年連続3,000件突破、日本発の特許も190件−


 米国特許商標局 (USPTO)の13日(現地時間)の発表によると、IBMの2002年米国特許取得数が10年連続で世界最多となった。IBMが取得した特許件数は3,288件で、これは第2位の企業のほぼ2倍に相当する。単年度の米国特許取得件数が3,000件に達した企業はIBMだけであり、2001年から2年連続で特許取得数が3,000件を超えている。

 1993年以来、10年間に取得したIBMの特許数は、第2位のキヤノンに7,000件以上の差をつける累計2万2,357件に上っている。この特許取得件数は、ヒューレット・パッカード/コンパック、インテル、サン、マイクロソフト、デル、アップル、EMC、オラクル、EDS等、米国最大手IT企業10社の合計件数を上回っている。

 2002年に特許登録されたIBMの発明は次世代の「eビジネス・オンデマンド」時代を想定したものが多く、オートノミック・コンピューティング(自律型コンピューティング)、グリッド・コンピューティング、ナノテクノロジーといった重要分野における同社の技術的優位をさらに拡大するもの。代表的な特許例は以下の通り。

 ・ネットワーク上でのコンピューティング・タスク共有技術
 ネットワーク上でコンピューターが他のコンピューターに「ヘルプ」を求め、ジョブやタスクを割り当てる画期的技術。「ヘルパー」側コンピューターは自動的に割り当てられたタスクを実行し、その結果をリクエストしてきたコンピューターに送り返す。(米国特許第6,356,929号:IPマルチキャストを利用しコンピューター・ネットワーク上で異なるコンピューター同士でジョブを共有するコンピューター・システムとその方法)

 ・システム障害に関わる環境のもたらす影響を検知する技術
 自己修復機能を持つコンピューターの実現に向けた重要な一歩となる特許技術であり、コンピューターが自己監視を行って、周辺環境が電源や冷却装置などシステム中のコンポーネントの障害または不具合を発生させているかどうかを判断する方法を詳述した特許。(米国特許第6,345,369号:冗長コンポーネントを持つシステムの環境・電力異常への対応継続および解析)

 ・自動ネットワーク再接続の技術
 コンピューターが一定の作業環境に移行したことを自動的に検知し、それに従ってネットワークに再接続する場合の新しいネットワーク設定を構築する方法を説明した特許。(米国特許第6,412,025号:ネットワークに再接続する際のパーソナル・コン
 ピューター・システムの自動構成を実現する装置および方法)

 ・カーボン・ナノチューブ製造技術
 電界効果トランジスターなどの電子素子の製作に用いるナノチューブを正確な制御のもとに改変する方法を説明する、基礎ナノテクノロジーにおけるIBMの優位性をさらに拡大する特許。(米国特許第6,423,583号:電気的誘起によるナノチューブの
 選択的細分化のための方法論)


▲「業界情報」のTOPページに戻る






2003−1−17

東芝とアルパインが車載情報機器事業会社を設立

 
 東芝と、アルパインは、In-Car Computingのキーコンポーネントである「車載通信ゲートウェイシステム」をはじめとする車載情報機器の商品企画、研究開発、製造、販売、アフターサービスを行う合弁会社「東芝アルパイン・オートモティブテクノロジー株式会社」を、1月16日付けで設立した。

 新会社は、東芝の有するデジタル・モバイル・ネットワーク分野での技術開発力とアルパインが有するカーエレクトロニクス分野での技術開発力を融合し、放送網、通信網といった車外のネットワークと、カーナビゲーションシステムやカーオーディオなどの車載機器、携帯電話やPDAなどで構成される車内のネットワークを結ぶ役割を果たす「車載通信ゲートウェイシステム」等を開発し、販売する。
 「車載通信ゲートウェイシステム」は、今後自動車のIT化が進むにつれて、市場の急速な拡大が見込まれているIn-Car Computing、テレマティクス・サービスのキーコンポーネントとして需要が立ち上がるものと予想されている。

 
新会社の概要

新会社の概要

 携帯電話や、ワイヤレスLAN、デジタル放送といった通信・放送技術と、IPv6などのネットワーク技術の進展により、"いつでもどこでも"ネットワークにつながるユビキタスネットワーク社会の到来が予測されている。ユビキタスネットワーク社会では、パソコンやPDAなどの情報機器のみならず自動車もネットワーク機器の一つとなり、車内ではあたかも家庭やオフィスにいるかのように、インターネット・放送・情報・コミュニケーション・電子商取引といった様々なテレマティクス・サービスを受けることが可能になる。
 新会社は、このような次世代サービスを実現するキーコンポーネントである「車載通信ゲートウェイシステム」を、東芝の有するデジタル・モバイル・ネットワーク分野での技術開発力とアルパインが有するカーエレクトロニクス分野での技術開発力を持ち寄って、早期に開発し、事業化することを目的に設立するもの。

 In-Car Computing技術を駆使して可能となるテレマティクスサービスイメージの例

・車からの情報家電の操作 家につく前にエアコンスイッチ操作や冷蔵庫情報取得による買い物支援サービス。
・シームレスな情報環境 携帯電話やPDAにより、自分の好みの情報を車でも家庭でもどこでも安全に活用できる。
・デジタル放送サービス 車の中でもデジタル放送による情報やコンテンツを利用できる
・セキュリティサービス 個人認証、盗難防止からウィルス対策までを行う情報セキュリティ等


▲「業界情報」のTOPページに戻る






2003−1−16

日本IBMがPLM分野でパートナー企業との連携を強化

 −設計からアフター・セールスまで製品の全ライフサイクルを支援−


 日本IBMは、設計をはじめとしたエンジニアリングから、生産技術、製造、マーケティング、販売、アフター・セールスまで、製品のライフサイクルのあらゆる面をカバーするPLM (Product Life Cycle Management)分野のソリューション拡大を目指し、エンジニアリング企業やSI (System Integrator)ベンダー、コンサルティング・ファームなどとのパートナーシップを強化するためのオープンな組織「PSA (PLM Service Alliance)会」を開設する。

 日本におけるPLMの市場規模は、2001年の1,870億円から、2004年には2,570億円に達すると予測されている(2002年8月、マーケティングビジョン研究所 調べ)。PSA会は、IBMとDassault Systemes(ダッソー・システムズ)の3次元(3D) PLM製品群を中心にしたPLMの高品質なサービスを、国際化に進む自動車や電機業界を中心にした製造業のお客に、製品開発の効率化と品質向上、コストと開発期間を短縮するソリューションを継続的に提供していくことが目的。

 PSA会は、PLM分野でサービスを提供しているあらゆる企業を対象とした会員組織で、会員企業と日本IBMは、コンサルティングからヘルプデスク機能までのあらゆるエリアで協業し、日本IBMがビジネス案件を紹介するほか、PLM戦略の立案や販売方針策定、人材育成プログラム、製品技術情報などを提供していく。

 PSA会で提供するソリューションの中核は、3次元設計ソフトウェア製品の「CATIA」、コラボレーションとデータ管理向け製品「ENOVIA」、デジタル・マニュファクチャリング製品「DELMIA」などのDassault の3D PLMソリューション群。特に、CATIAは、世界の3次元CAD市場におけるリーディング・ソリューションとして全世界の自動車メーカー30社中22社が採用している。

 PSA会員企業には日本IBMとDassault のスキル認定制度を適用した教育プログラムを提供するため、高度な能力を持ったエンジニアを育成できる。なお、PSA会は年内に約30社の参加を予定している。


▲「業界情報」のTOPページに戻る






2003−1−14

リコー、2003年WECゴールドメダルを受賞

 リコーは、世界環境センター(WEC:World Environmental Center)が毎年世界の企業の中から優れた1社を表彰する「持続可能性における国際企業の業績に対するWECゴールドメダル*」の2003年の受賞者となった。同賞をアジアの企業が受賞するのは初めて。

 同賞は、全世界の環境と持続可能性の発展に寄与した卓越した産業界のリーダーを表彰する制度で、1985年に創設された。WECは毎年、全世界の国際企業からの応募を受け付け、その内容について「持続可能性に関する取り組み」、「実績」、「国際性」などの観点から、有識者で構成される審査員が厳正に審査した上で、受賞者を決定する。授賞式は、2003年5月15日に米国ワシントンD.C.の国立建築物博物館で開催される。

*The WEC Gold Medal for International Corporate Achievement in Sustainable Development

 <主な受賞理由>

 1. 方針
 ・リコーの経営哲学は環境保全と企業の社会的責任とを結び付けており、環境綱領では環境保全と利益創出の活動は両立するものであるという信念に基づいている。
 ・ビジネス行動規範ではコミュニティとの共生、社会貢献、労働安全を明確に定義している。
 ・コメットサークルのコンセプトに基づき製品のライフサイクル全体を通して環境負荷削減に努め、仕入先、リサイクル業者などとの協力体制を築いている。

 2. 実施
 ・各部門・組織の業績評価項目のひとつに「環境保全活動」を加え、社員の環境保全活動の促進を行っている。
 ・製品の画期的な省エネ技術、QSU(Quick Start Up)技術を開発した。
 ・仕入先との協力体制に基づいたグリーン調達が進んでおり、環境負荷を及ぼす化学物質の削減やリサイクル材の使用に積極的に取り組んでいる。
 ・再生複写機の販売と使用済み複写機の回収を積極的に進めている。
 ・環境負荷情報システムを活用し、環境保全活動を効率良く進めると共に環境会計の精度向上にも努めている。

 3. リーダーシップ
 ・社会、政府、環境関連の官公庁などと交流に積極的で、タイプV環境ラベルの認証機関に認証の枠組みについての提案などを行った。
 ・京都議定書の完全なる遂行を求める署名運動「e-mission 55」にもいち早く参加し、地球温暖化防止に関する企業姿勢を示した。
 ・米国イノベスト社の環境格付けで写真・事務機器部門で最高評価となるAAAを獲得するなど、国際的に高い評価を受けている。
 ・米国環境保護局(USEPA)の推進するエナジースタープログラムにも積極的な支援を行っている。
 ・省エネ、廃棄物削減、生産効率向上活動などを通じ全世界の主要生産拠点でごみゼロを達成した。
 ・事業所における省エネ活動と製品の省エネ技術開発で、地球温暖化防止に貢献した。

<WECについて>

WECは、米国ニューヨーク(419 Park Avenue South, Suite 500, New York, NY 10016)に本部を置き、1972年に開催されたストックホルム環境会議の成果の一つとして、1974年、国連環境プログラム(the United Nations Environment Programme)の支援を受け設立された。1981年からは国際的な非営利団体として独立し、事業運営を行っている。民間企業、国際機関、政府、非政府組織、学会等と連携を取り、国際的な環境リーダーシップ、健康と安全の促進、資源の有効活用の促進等、地球環境保全のための持続的開発を推進する事業を行なっている。このミッションを果たすため、WECは、以下の3つのプログラムを実施している。

1. 国際環境フォーラム(International Environment Forum)
2. 企業の持続的開発促進の実績に対する顕彰として、WECゴールドメダルの授与
3. 官民パートナーシップによる国際技術援助プログラム(International Technical
Assistance Programs)


▲「業界情報」のTOPページに戻る






2003−1−14

ソニーがブロードバンド時代に向けた新メモリースティック戦略を発表
新世代メモリースティック「メモリースティックPRO」を今春より全世界で導入
2004年には累計1億3000万枚、2005年には同2億1000万枚の出荷を見込む

 ソニーは、"メモリースティックのつながる世界"を広げ利便性をさらに追求した 「メモリースティック(メモリーセレクト機能付)」と、ブロードバンド時代の新たなニーズに応える新世代メモリースティック「メモリースティックPRO」を今年春より全世界で順次導入するなど、ブロードバンド時代に向けた新メモリースティック戦略を発表した。

 1998年秋の発売以来、様々な商品をつなげる"ネットワークメディア"として進化を遂げてきたメモリースティックとその対応製品は、デジタルスチルカメラはもとより、PCやPDA、ポータブルオーディオ機器、車載機器、テレビ、プリンター、キオスク端末などの幅広い商品に採用されている。
 その販売数は着実に拡大し、2002年10月には、メディアの全世界累計出荷が3000万枚を達成、対応製品も同年9月時点で3000万台以上となった。また、同年7月に発売された標準サイズのメモリースティックに比べ約1/3の小型化、約1/2の軽量化を実現した「メモリースティックDuo」は、携帯電話やポータブルオーディオプレーヤーなどの更なる小型軽量化を可能にし、対応領域を広げている。さらに、カメラなどのイメージング機器のみならず、著作権保護技術「マジックゲート」に対応したオーディオ製品が続々登場し、音楽配信サービスの拡充とともにオーディオアプリケーションも大きく発展している。

 これらメモリースティックでつながる機器の急速な普及にともない、様々なコンテンツを一枚のメモリースティックに記録し異なる機器で利用するために、より大きな記録容量への対応や、使い勝手の更なる向上、機器間での互換性の確保などが重要なニーズとなってきた。
 これに対応する全く新しいコンセプトのメモリースティックが、「メモリースティック(メモリーセレクト機能付)」。機器間の高い互換性を確保できる基本容量単位128MBメモリーを複数搭載し、 外部スイッチによって使用メモリーの選択をすることで、互換性をもって様々な対応機器での利用を可能にするとともに、メモリーの使い分けによるコンテンツ整理やデータ仕分けなどの新しい使い勝手を簡単 に実現できる。メモリーセレクト機能による新しい使い勝手と一枚あたりの実質的な高容量化は、現行機器※1および将来発売される様々なメモリースティック対応機器での利便性を更に高めるものとして、今年春より256MB相当(128MBメモリーを2枚搭載)からの発売を開始、将来の更なる高容量化に関しては512MB相当(同、4枚)以上の開発も進める予定。

 
一方、急速に進むネットワークのブロードバンド化とハードウエアやソフトウエアの進化により、メモリーカードにおいても、高画質動画の記録再生をはじめとした、より高度で多様な次世代アプリケーションへの対応が期待されるようになっている。
 このような新たな時代のニーズに向けてサンディスク社と共同開発された新世代メモリースティック規格が「メモリースティックPRO」。"Progressive(プログレッシブ)、Professional(プロフェッショナル)、Protection(プロテクション)"をキーワードに、メディアそのものに先進技術と拡張性を搭載し、新たな機能 や性能に対応した機器との組み合わせにより、より高度な楽しみ方を提供するとともに、著作権保護が必要なコンテンツおよび個人データにおいても高いセキュリティの確保を可能にする。

 「メモリースティックPRO」は、高画質動画などの高容量データ記録に対応可能な規格として、最大32GB(ギガバイト)の記録容量を規定している。また最高転送速度(理論値)を160Mbps(メガビットパーセカンド) に高速化するとともに、規格として最低書き込み速度15Mbps※2を定めており、この基本性能を対応機器が活用することで高画質動画データの連続記録を可能にしている。


 また、「マジックゲート」を標準装備し、ブロードバンド時代に向けて本格化するコンテンツの電子配信にも対応するとともに、メディアに記録されたデータに対する「アクセスコントロール機能(仮称)」を 用意することで、将来のメモリースティック・ネットワーク上における高度なセキュリティシステムの実現も目指す。
 「メモリースティックPRO」は、今後様々な対応機器の発売が予定されており、ブロードバンド時代の多様なアプリケーションを実現する新世代メディアとして、今春より全世界で順次導入を開始していく。

 「メモリースティック(メモリーセレクト機能付)」に「メモリースティックPRO」を加え、メモリースティックは今後さらに多くのカテゴリーの製品やサービスに採用されると予想しており、 「メモリースティックPRO」を含めた出荷枚数は、2004年には累計1億3000万枚、2005年には同2億1000万枚の出荷を見込んでいる。また、対応機器も、当初見込みを大きく上回り、2004年には累計出荷台数1億2500万台、2005年では同2億台になると予測している。
 
※1 128MBに対応していない機器ではご使用になれない。
※2 最適化された対応機器と組み合わせた場合。

メモリースティック出荷枚数推移
メモリースティック出荷枚数推移


▲「業界情報」のTOPページに戻る







2003−1−10

東芝
列車乗り換え案内サービス「駅前探険倶楽部」事業の新会社設立
 
 東芝は、インターネット・携帯電話を通じて提供している列車乗り換え案内サービス「駅前探険倶楽部」(URL: http://ekitan.com )の事業を分離・独立し、新会社として株式会社 駅前探険倶楽部を1月15日付で設立する。
 新会社は、変化の激しいネットサービス事業の分野において、他社との提携を積極的に進め、技術革新をいち早く採り入れながら、ユーザーの要望に沿ったサービスを迅速かつ適確に提供していく。

 新会社によるサービス拡大施策として、次世代インターネット技術である「XML Webサービス」
*1を採り入れ、ビジネスユーザー向け市場(B to B)へ進出する。
 具体的には、現在提供中の乗り換え案内サービスについて、日本オラクル拡張ソフトウェアプログラム「CAI」
*2の認定をこのほど取得、同社が提供する「Oracle E-Business Suite 11i」ならびに「Oracle9iAS Portal」と連携した定期券/交通旅費/出張申請業務などのワンストップソリューションサービスの提供を開始する。これにより、導入企業は従業員の申請業務の効率向上とトータルでのシステム運用コストの低減が実現できる。今後、更に国内外のパッケージベンダやSIベンダー、コンサルティング会社などとの提携を通じ事業拡大に努めていく方針。

 また、各業種・業界で固有のノウハウをもつ企業との提携により、列車乗り換え案内サービスなどの移動サポートサービス機能を各業種にあった形に適応させ、より利便性の高いサービス提供を進めていく。その一つとして不動産業界向けに、物件を購入した場合の生活環境の変化(通勤時間など)をインターネットで事前にシミュレーションできるサービスを展開する。これらは、不動産ポータル運営のネクスト社(東京都中央区、代表取締役 井上 高志)、不動産プロモーション・販売支援をするベンチャー企業のデベロップジャパン社(東京都港区、 代表取締役 高橋 友広 )などとの提携により展開するもの。

 駅前探険倶楽部は、1997年5月より同社が提供しているインターネット・携帯電話を活用した移動サポートサービス。同サービスの携帯電話会社3社を通じた月額有料会員数は、現在55万人を超えている。これまでに手がけてきた主な事業は、(1)携帯電話向けサービス
*3、(2)ISP(= Internet Service Provider)各社へのASP(= Application Service Provider)提供、(3)PC専用アプリケーションの開発・販売、(4)e−JAPAN構想に基づく各種実証実験への取り組み*4、(5)地域活性化のためのサイト構築等がある。新会社は、これらの既存事業をベースに、他社との積極的な提携を通じて、顧客に最適なサービスの提供を進めていく方針。

 
新会社の概要
会社名 株式会社 駅前探険倶楽部
所在地 東京都港区芝1−12−7
代表者名 取締役社長:松尾 祐二
(当社 iバリュークリエーション社 WebTopサービス部 担当部長)
資本金 100百万円(株式会社東芝100%出資)
従業員 30名
営業開始 2003年 2月 1日
売上高 20億円(2005年度目標)
主な事業内容
(1) インターネットを利用した、情報提供サービス業並びに 情報処理サービス業
(2) コンピューターを利用した、ソフトウェア・ホームページ等の企画・開発・デザイン・制作・販売
(3)

情報提供サービス・情報処理サービスに関する調査並びにコンサルティング業務


*1: XML Webサービス
インターネットプロトコル上で利用可能なサービス・コンポーネントの総称。
通常のウェブページでは、ウェブブラウザに表示するための言語であるHTMLを用いて、サービスを提供していた。これに対して、Webサービスでは、データ記述言語であるXMLで記述されたメッセージを人間を介することなく、システム間で直接サービスを提供できる。また、さまざまなWebサービスを組み合わせることにより、新たな高付加価値サービスを提供することも可能となる。
*2: CAI
Cooperative Applications Initiative(CAI)プログラム。オラクルのERPパッケージ製品である Oracle E-Business SuiteとCAIパートナーのパッケージ製品をオラクルの開発基準に基づいて統合することで、顧客のカスタマイズの負荷をできる限り削減するオラクルの拡張ソフトウェア認定プログラム。
*3: 携帯電話会社3社への、コンテンツ提供。(「i-駅探」、「EZ-駅探」、「J-駅探」)
*4: 地域公共交通機関におけるリアルタイム運行情報の提供に関する実証実験等。


▲「業界情報」のTOPページに戻る





2003−1−10


北海道に特化したトータルソリューションプロバイダ「富士通北海道システムズ」設立

 富士通は、北海道地区のユーザーの経営・業務改革をより強力に支援するため、富士通北海道システムエンジニアリング(本店:北海道札幌市、代表:代表取締役社長 望月 俊治)と富士通東北海道システムエンジニアリング(本店:北海道帯広市、代表:代表取締役社長 油井 克実)を、平成15年4月1日に合併させ、「株式会社富士通北海道システムズ」を設立する。

 近年、インターネットを中心としたIT(情報技術)は急速な進歩を遂げ、電子商取引、電子行政など、経済や社会システムの重要なインフラとなりつつある。こうした状況の中で、ユーザーはIT活用による経営・業務改革や行政改革のより一層のスピードアップ、さらなるサービスの高度化などを求めている。

 このようなユーザーのニーズに対応、富士通は、北海道地区における最先端システム構築で培ったソリューションノウハウをもつ富士通北海道システムエンジニアリングと、ネットワーク基盤構築技術、農業情報システム構築においての豊富な経験をもつ富士通東北海道システムエンジニアリングを合併させ、業務・業種ノウハウの結集、リソースの有効活用による、より質の高い、北海道地区に特化したソリューションをスピーディに提供していく。

 新会社は、本店を現在の富士通北海道システムエンジニアリングに置き、農業地図情報システムや農作物品質解析サービスなど農業王国北海道に適したソリューション、これからの電子行政の進展や市町村合併を見据えた自治体向けソリューションなどを開発・提供する。
 また、道内のSEパワーの結集により、技術サポート力を強化し、全道へのサポート展開の拡充に努めていく考え。

 北海道で培ったソリューション、先端技術を北海道から全国へ発信し、2005年度には従業員約650名、売上高約150億円を目標に事業展開を図る。

 【 新会社の概要 】
1.合併期日   :   平成15年4月1日
2.社名   :   株式会社富士通北海道システムズ
(FUJITSU HOKKAIDO SYSTEMS LIMITED)
3.代表者   :   代表取締役社長 望月 俊治(もちづき としはる)
(現(株)富士通北海道システムエンジニアリング 代表取締役社長)
4.資本金   :   2.3億円
5.本店   :   北海道札幌市厚別区下野幌テクノパーク1丁目1-5
6.売上高   :   約121億円(平成15年度見込み)
7.従業員数   :   540名
 【(株)富士通北海道システムエンジニアリング および (株) 富士通東北海道システムエンジニアリングの概要】

(株)富士通北海道システムエンシ゛ニアリンク゛ (株)富士通東北海道システムエンシ゛ニアリンク゛
代表者 代表取締役社長 望月 俊治 代表取締役社長 油井 克実
資本金 1.5億円(富士通(株)全額出資) 0.8億円(富士通(株)全額出資)
設 立 1983年(昭和58年)8月3日 1986年(昭和61年)1月20日
本 店 北海道札幌市厚別区下野幌テクノパーク1丁目1-5 北海道帯広市西7条北5丁目6番地 テレコムプラザビル2F
売上高 79億円(平成14年度計画) 33億円(平成14年度計画)
人 員 370名(平成14年10月現在) 146名(平成14年10月現在)
事業内容 1.システムコンサルティング
2.システムインテグレーション
3.パッケージソフトウェア開発
4.ソフトウェア・ハート゛ウェア等の情報システム商品の販売
5.インターネットデータセンタ
6.インターネットビジネスサポート
7.教育
1.システムコンサルティング
2.システムインテグレーション
3.パッケージソフトウェア開発
4.ソフトウェア・ハードウェア等の情報システム商品の販売
5.教育


▲「業界情報」のTOPページに戻る

 



2003−1−8

NECがネットワーク関連の販売・SI会社2社を統合


 NEC(NECネットワークス)はこのほど、通信ネットワーク関連機器の販売ならびにネットワークSIを行う関係会社である、日本電気テクノマーケティングとNECコミュニケーションネットを、平成15年4月を目処に統合することを決定した。

 近年、通信ネットワーク市場は、IPネットワークの伸長に伴い、データ系と音声系のネットワークが融合する一方、固定網と移動網、企業網と公衆網の融合が進展しつつあり、ユーザのニーズはますます多様化してきている。
 日本電気テクノマーケティングは、従来からxDSLシステム等のアクセスネットワークやLAN/WAN構築などデータ系ネットワークSI事業に強みがあり、またNECコミュニケーションネットは、PHSアクセスユニット(PAU)やコンピュータテレフォニーなど企業向け音声系ネットワークSI事業に強みを有し、それぞれの得意分野では業界トップクラスの実績を有している。  今回2社を統合することにより、今後進展するブロードバンドネットワーク時代における音声系、データ系ネットワークの総合的な販売力、技術力、SE力を結集し、複合化、多様化する顧客のニーズに対し、トータルソリューションをいちはやく提供することを目指す。

 なお、2社を統合した新会社の名称は未定で、所在地は、東京都港区、社長には、日本電気テクノマーケティングの現社長である本田善男が就任する予定。新会社の従業員数は2社合計の約310名となり、売上高としては、平成15年度で310億円、平成17年度には400億円を計画している。

 新会社は、営業、SE/SI要員、及び開発部門との連携によって、ブロードバンドネットワーク時代の通信ネットワークに関わる機器の開発企画、製造、販売、販売支援及びシステムの開発・設計・構築・工事・保守・運用管理の受託を行う。



▲「業界情報」のTOPページに戻る





2003−1−8

ソニーが"エレクトロニクス事業を強化・拡大"へ、アイワブランドを刷新

aiwaロゴ

 ソニーは、アイワのロゴマークを改定し、アイワブランドの刷新を図る。新ロゴは、躍動感に溢れ、新しい時代の波を創り出すアイワをイメージしたもので、国内で2月から発売の商品より順次採用していく。アイワブランド商品を、若者を中心に"プライベートな空間で楽しむ、シンプルで使いやすい商品"と位置付け、積極的に商品開発を進めていく考え。

 アイワの新しいブランド展開にあたり、昨年12月1日付で発足したアイワビジネスセンター(プレジデント:平内優)は、ソニーの製造・販売プラットフォームを活用し、市場の変化に迅速に対応する効率的なオペレーションを構築していく。具体的には、日本・米国・欧州などAV商品の成熟市場では、"Net MD"やデジタルスチルカメラなどの、パソコンとつないで音楽や画像を手軽に楽しむことができる新規商品群を導入し、積極的な広告投資とともに、アイワ商品の新しいブランドイメージを構築する。
 一方、中南米・アジア・中近東などAV製品の成長市場では、商品力のさらなる強化を図るなど、地域ごとに最適な事業戦略を推進していく。

 さらに、大手流通の寡占化が顕著な米国においては、アイワ商品の販売・マーケティングを行うAiwa Strategic Accounts Partnership, Inc. (ASAP)を昨年11月1日に設立した。新会社は固定費を抑え、アジアの製造拠点と米国の大手流通をダイレクトにつなぐサプライチェーンを実現するなど、低コストオペレーションを徹底的に追求する新しいマーケティング手法の確立に挑戦していく。

 ソニーは、従来のアイワ商品にはなかった領域を広げ、新たなビジネスチャンスを創出し、生活におけるシーンと用途に応じてソニーブランド商品とアイワブランド商品を選択されるよう、今後エレクトロニクス事業を強化・拡大していく方針。



▲「業界情報」のTOPページに戻る